2月に増える救急搬送― 今知っておきたい注意点
2025.2.1
皆さま、まだまだ寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
夏も救急搬送は多いですが、2月も下記の様な救急外来の受診や救急搬送が増える時期です。
寒さが厳しく、体への負担が大きくなることが主な原因です。今回は、2月に特に多い救急受診の理由と、いざというときの判断の目安についてお伝えします。
□2月に多い救急受診の主な原因
この時期、救急外来で多く見られるのは次のようなケースです。
●インフルエンザや肺炎などの感染症
●寒さによる血圧上昇や心疾患・脳血管疾患
●転倒による骨折や頭部打撲
●入浴時に起こるヒートショック
特に高齢の方は、寒さによる体調変化に気づきにくく、症状が急激に悪化することがあります。
□ヒートショックにご注意ください
2月はヒートショックが最も多い時期です。
暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室へ移動し、急激な温度差によって血圧が大きく変動することで、意識障害や心筋梗塞、脳卒中を引き起こすことがあります。
予防のためには、
●脱衣所や浴室を事前に暖める
●湯温を熱くしすぎない
●入浴前後に声をかけ合う
といった対策が大切です。
□救急車を呼ぶか迷ったときの目安
次のような症状がある場合は、ためらわず119番通報をしてください。
●意識がもうろうとしている、反応がない
●突然の激しい胸痛、息苦しさ
●片側の手足が動かしにくい、ろれつが回らない
●高熱が続き、呼びかけへの反応が鈍い
「様子を見ていいのか分からない」という迷いも含め、早めの相談が大切です。
□地域の皆さまへ
救急病院は、命に関わる緊急事態に対応する地域の最後の砦です。
「こんなことで受診していいのだろうか」と悩む必要はありません。重症を見逃さないためにも、不安な症状があれば遠慮なくご相談ください。
寒さが続く2月、体調の変化にはいつも以上に注意し、安心して過ごせるよう心がけましょう。
ブログ担当K
ブログ担当 K