
清智会栄養部まんぷく日記 #17
2020.3.30
こんにちは!清智会記念病院栄養部です☆
今年もあっという間に2月の半ばに入りました。
今年はインフルエンザや風邪の予防だけではなく、
連日メディアで話題になってる新型のコロナウイルスの予防もしっかりとしていきたいですね。
さて、今回紹介するメニューは、受験生のいる家庭ではこの時期に多く召し上がることもあるかもしれません。
第17回のメニューは、『カツ丼』

一般的にはトンカツと玉ねぎを醤油味の割り下で煮込み、卵でとじ、米飯に乗せたものをさします。
これ以外のものはソースかつ丼・味噌かつ丼・チキンかつ丼・エビかつ丼などとよんで、分けることがあります。
カツ丼と言うと、昔の刑事ドラマで刑事さんが「カツ丼食うか?」と言って自身のポケットマネーで店屋物のカツ丼を提供し、
被疑者が泣きながら食して自供するといった場面がありましたが、最近は全く見かけませんね。
これは自供を促す目的になってしまう、丼を投げつけてケガをさせてしまうなどあったため2008年に禁止になったそうです。
また、ゲン担ぎに「勝つ」丼として受験シーズンやギャンブルの場面に登場することもありますね。
気持ちのこもったものを摂ると気合が入って前向きになれるのでおススメです。
当院では一般的なカツ丼を提供しますが、家庭で作るのと違い、
大量調理だとティルティングパンと呼ばれる大きなフライパンのような器具で一斉に作ります。
その様子を見てみましょう。
まずはフライヤーでトンカツを揚げます。

写真ですが、揚げ物の心地よい音と香りが漂ってくるようです。

こちらは玉ねぎと割り下の入ったティルティングパンに切ったトンカツを並べ、卵でとじたところ。

そしてご飯に盛り付けて、刻み海苔をちらして完成!!

甘辛い割り下がカツの衣にしみ込み、噛むたびにジュワっと染み出てきておいしく、
さらに卵はふっくら、三つ葉の香りがさわやかで思わずご飯が進みます!
患者様からも好評で、「美味しかったよ!」「おかわり欲しいね!」などの声が聞かれました。
2月に入って暖かい日もあれば寒い日もあったり、なかなか気温の変化についていけなくなりますが、
体調を崩さないよう引き続き手洗いうがいをきちんとして、風邪など引かないよう気をつけましょう!
清智会記念病院では管理栄養士による栄養相談を受け付けています!
お食事のことで困ったことや、わからないことがある場合はお気軽にお問い合わせ下さい。
